推しは受けにしたくなるのに彼だけは違った
注意
この記事では、ある特定の人物についてだいぶ気持ちの悪い考察をしています。
その人物が特定されるようには書いていませんが、私の推しを知っている人にはきっとすぐバレる内容です。
少しでも身の危険を感じたら読むのをやめてください!!
「好きなキャラクターは受けにしがち」
そんな腐女子、多いんじゃないんでしょうか。
腐女子歴11年を超えた今でもこの傾向は昔っから変わることはありません。
腐女子に目覚めた頃の私は、主人公サイドの主人公の親友ポジのキャラクター(だいたいツンデレ)を好きになりがちでした。
そしてそのキャラクターのことを一人残らず受けにしてきました。
周りの男たちはみんなそいつのことが好きな同軸総受けストーリー大好き。
しかし、今では少し変わって、そのキャラクターと原作を愛するあまり、「こいつらが恋愛関係になるわけなくない!?」みたいな感情が生まれて最推しカプ以外は嗜む程度に。(別軸の総受けは好きなこともある)
少しずつ性癖(?)というか好みは変わってきているものの、やはり最推しは受けにしてしまうことは変わりませんでした。
しかし・・・・
そんな竹中の前に、ガッチガチに凝り固まったセオリーをぶち壊す人物が現れました。
その名もAくん(仮)。
Aくんは国民的に大人気でクールでセクシーで超かっこいいスターです。
常にハイブランドを身に着け、超有名ブランドのモデルにも抜擢されるほど。
とにかくかっこいい彼ですが、実はめちゃくちゃかわいいところもあって。
キリッと鋭い視線で決め顔してたかと思えば、笑うとめちゃくちゃ赤ちゃんみたいな顔になって激マブになります。
ピースするときだいだい顔隠すし、
ノリノリになったときの動きがかわいすぎるし、自分の世界に入り込んでハイになるし、
ツイートの絵文字かわいいし・・・
とにかく、ギャップがすごい。
そのギャップにまんまとやられて私の心をがっちり掴んできたAくん。
私はいつでもどこでも腐女子なので、もちろんそんなAくんのことも餌食にしてしまった。だって可愛いから・・・。
しかし、この時ハマったカップリングが、Aくん×Bくんと、Aくん×Cさんなのであった・・・・・・・・・。
これは竹中至上初めての事態である・・・。
なんてったって最推し(本来受けであるはずの人)が、なんと2人の男を攻めている。
攻め・・・・!?!?!?!?!?!?
そのカプ推し始めてだいぶ経ったときにやっと気づいた。
わたし、なんでAくん攻めにしてんの!!?!?!?!?
衝撃の事実。10年積み上げてきたものが崩れ去る瞬間は突然訪れた。
ツンデレはもれなくみんな受けにしてきたし、男前で女子にキャーキャー言われるタイプのモテ男だって推しになれば一人残らず抱いて来た。
そんな竹中が最推しを攻めにしてしまった。
しかも受けが違うカプを同時に推すという大事件。
そういうの一番嫌いなのに!!!
自分の好みに自分が一番びっくりしている。
Aくん×Bくんのカプは、精神的にはBくん×Aくんだけど、Bくんは後ろで気持ち良くなるタイプ(そんなことはない)だしな~とか考えていた。
Aくん×Cさんのカプは、まぁCさん乳がでかいもんな・・・(?)と。
そのカップリングが好きな理由ってわりとはっきりしているけど、この2つのカプに関してはわりとフワッとした理由しかないことに気づいた。
それもそのはず、自分でそのカプに対して抱いていた気持ちを自分で理解していなかったから。
衝撃は受けたものの、Aくんやそのカプが好きなことに変わりはなく、そういうこともあるよね!とすぐ順応してしまいました。
ですが、それから数カ月後くらいに自分の好みをより深く理解出来るようになる作品と出会うことに・・・。
その作品がこちら。
「四人のにびいろ」!!!
この作品、私が何より大好きな泥沼執着兄弟BL。
その点はいつもと変わらないんですが・・・。
この作品、どっちが受けだと思いますか???
ちなみに3巻の表紙はこちら。
私は宗教上の都合で弟×兄しか読めないんですが、この作品はなんと兄×弟。
兄(白髪)×弟(黒髪)です。
最初はエッ・・・?!ってなりました。
見た目的な話だけじゃなくて、話を読んでいても明らかにこれは・・・
弟×兄では!?
身体的には兄×弟なんだけど、精神的には明らかに弟×兄で、なんだこのBL・・・新感覚すぎる・・・。
初めての感覚に浸りながら読み終え、あとがきのページに。
そこではこの作品を描く中でされた、作者のakabeko先生と担当さんとのやり取りが。
「担当さんが誠(兄・攻)を受けだと言うたびに必死に独自の受攻論を展開していたのですがその都度『攻め厨をこじらせすぎている』と言ってきます」
「これが本当のケツで抱く攻めなんですよ!!!あっ ちがう相(弟・受)は受けだったまちがえた ケツで抱く受け!!!」
なんと、私だけじゃなかった!やっぱりそう思ってしまうものなんだな・・・とホッとしたと同時に、「ケツで抱く受け」とかいうパワーワードが頭から離れなくなった。
ケツで抱く・・・?????
そんな概念があったのか・・・・
なるほど、ならば「攻め」はケツで抱かれているという、ある意味「受け身」な立場なのか・・・!
悟りを開いたかのように何かしらの扉が開いた気がした(???)
「ケツで抱く受け」とかいうパワーワードがまだ記憶に新しい中、akabeko先生の他の作品も見た~い!と思ってとりあえずTwitterを拝見したとき・・・。
目に飛び込んできたのがこれ。
「四人のにびいろ2巻」いよいよ本日発売になります🥳🎉 歪な愛憎満載の拗らせ極道BLになります 地獄のような近親相姦が性癖の方のお手元へ届きますように…✨🙏✨
— akabeko (@akabeko_bl) 2019年2月24日
とらのあな様では有償特典公式同人誌付き(本編よりは読みやすい内容となっております)https://t.co/poZPqdhQsJ pic.twitter.com/cpDhdON4nc
胎内回帰BL・・・・・??????
胎内回帰BLとは・・・???
なんだかすごいフレーズなのはわかるけど、なんかすごすぎて全くわからん。
わかるけどわからん。
正直にびいろを続けて読んできたけどあんまり理解できてなかった。
けど、更に読み続けて最終巻の3巻が出てあとがきを読んだらなるほど~!!!!!!!ってなった。
この2人のセックスはセックスであってセックスではない疑似懐胎であり胎内回帰なんです
相は誠の世話をすることで正しい母子としての関係を得られなかった原体験を昇華させており、誠もまた相の胎へと受け入れられ世話をされることで手に入らなかった母親の哀を享受しています
Win-Winの関係ってやつですね
なるほど~~~~~~~!?!?!?!?!?
って。
正直、頭ではわかってないけど感覚としてはめちゃくちゃわかる。
にしてもほんとに凄いBLだな!?!?深すぎん????
興奮しすぎて一気に語彙力を無くしてしまった。すごい。やばい。エモい。
こんなBLある!?!?!?!?もはやこれはボーイズラブではないんだ・・・・知らんけど・・・・
と、ここでやっと本題に戻ります。
自分で書いてて忘れそうになっていた。
「推しは受けにしたくなるのにAくんは攻めにしてしまう」
っていう話です。
Aくん×Bくんのカプは、精神的にはBくん×Aくんだけど、Bくんは後ろで気持ち良くなるタイプ(そんなことはない)だしな~とか考えていた。
Aくん×Cさんのカプは、まぁCさん乳がでかいもんな・・・(?)と。
そのカップリングが好きな理由ってわりとはっきりしているけど、この2つのカプに関してはわりとフワッとした理由しかないことに気づいた。
それもそのはず、自分でそのカプに対して抱いていた気持ちを自分で理解していなかったから。
っていう話。
そう、私、にびいろに出会い「胎内回帰BL」というものを理解したことにより、この推しカプが好きな理由が明確にわかったんです!!!!!
つまり、Aくんは赤ちゃんなんです。
確かに「キリッと鋭い視線で決め顔してたかと思えば、笑うとめちゃくちゃ赤ちゃんみたいな顔になって激マブになります。」って言ってたわ私!!!
Aくんは赤ちゃんだし、BくんはAくんを受け入れてくれて抱いてくれる聖母だし、
CさんはAくんをその乳で育ててくれる乳母だ・・・・。
なるほど・・・・ なるほど・・・・・!!!!!
赤ちゃんだから仕方ないや。そりゃどんだけかわいくたって赤ちゃんは受け入れるなんて心のキャパはないし、受け入れられることで幸せを感じるんだろうし。
赤ちゃんに対して庇護欲とか母性が溢れないわけないもんね。
そりゃケツで抱くし乳も差し出すわ…………。
私の中ではめちゃくちゃ腑に落ちたんですが、これ、伝わってますか?
絶対伝わってないですよね????
でもこうして自分の思ってること文章にして書ききれたから私としては大満足!!!
さてにびいろ読み返して、Aくん×Bくんのよしよしセックス書くぞ~~~~~!!!!!!!!!
おわり